2021年5月13日

和歌山県看護連盟 たかがい議員講演会  

■開催日: 2021年5月9日(日)14:00~15:30
■場所:和歌山県立情報交流センター ビッグ・ユー
■参加者:会場 10名  リモート 24名
■テーマ:「国政報告会」
■講師:たかがい恵美子先生

研修は、会場に加えWeb研修を併用して行った。

石橋会長の挨拶後、高階議員から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種に関する取り組みの経緯を説明され、次いで活動報告を話された。

COVID-19に関する公務災害認定については、第一線に立つ医療従事者は、煩雑な調査を省いて労災認定ができるよう見直しをした。

母性保護については、COVID-19に催奇形性があることが判明。妊娠中の若い女性が急性期で働くことが多いことから配置換え、その他の母性保護を重視した手配ができるように取り組んでいる。
看護学生の国家試験については、病院での実習受け入れができないために単位が取れず国家試験が受けられなくなり看護学生の人生設計が狂ってしまわないように実習の代替え措置や、国家試験取得後、就職した施設では臨床現場での実習不足を補うプログラム(現在行っている新人看護職員研修に加え卒業後の研修等の代替え措置)を検討している。

子ども庁の創設に向けた取り組み、看取りの政策を具体的な政策にするまでのやり取り、
また、地域包括支援システムを作った経緯や特定行為に係る看護師の研修制度の法案を通すまでの経過について聴講した。

質疑応答のコーナーでは、子供庁や准看護師制度、看護教育の国際的な問題について積極的な質問、そして回答を頂き短時間であったが高階議員の議員としての思いや政治活動を垣間見る機会となった。

 

広報委員 丸山 重人