2021年8月12日
令和3年度(第1回) 和歌山県看護協会・和歌山県看護連盟合同研修会
■開催日: 2021年7月24日(土)13:30~15:00
会場:和歌山県看護研修センター大ホールおよびWEB研修
内容: 1. 「看護連盟活動におけるリーダーの役割」
講師:和歌山県看護連盟副会長 福壽和美先生
2. 「今後、看護職に期待される看護活動」
講師:衆議院議員 木村弥生先生
参加者:会場 19名 WEB 47名
研修1
はじめに、和歌山県看護連盟副会長福壽先生より、ビデオ「おばあちゃんの思い出」の説明と看護連盟組織代表国会議員を紹介し、看護連盟の組織構成から都道府県本部の役割、支部の役割について講義され、最後に画像を用いて和歌山県看護連盟の行事、政治活動、青年部の活動を紹介された。
研修2
国政報告は、木村弥生先生が、これまでの成果を上げた法改正への取り組みについて説明され、なかでも新型コロナウイルス感染症への対応において、医療・福祉機関の職員に対し、第2次補正予算で慰労金給付を実現したこと。また、感染症対策として保健所の機能強化を目的として保健師の増員を要求し、900人の保健師の増員が決定されたこと。ワクチン接種がスタートするにあたり、看護職員確保のため潜在看護師の活用を訴え、潜在看護職の処遇改善を求めた結果、7000人が戻ってきた経緯について詳しく説明された。
最後に質疑応答で、精神科認定看護師の評価がなされてない点についての質問があり、木村先生からは、これは長年の課題であり、在宅でのメンタルのスペシャリストが求められる。ケアしたことに対しての評価は地道にデーターを集めて、官民連携で大学の先生方の研究も踏まえて診療報酬等で評価してもらえるような仕組みにしていくのが、皆さんにとって励みになると思うので、引き続き心して頑張りたいと思うと述べられた。
質問に対して真摯に対応していただいて積極的な意見交換ができ、研修を終了した。