2021年9月1日
令和3年度(第2回)和歌山県看護協会・和歌山県看護連盟合同研修会に参加して
和歌山県看護連盟 伊都支部 支部長 王野祥子
令和3年8月28日(土) 和歌山県看護研修センターに於いて舞鶴市議会議員 田畑篤子先生による研修会が開催されました。
テーマは「看護職から地方政治を目指した動機と現在の活動について」のご講演で、新型コロナ感染対策によりリモートも併用した研修会でした。
まず、地域のスポット「赤レンガパーク」を写真でご紹介いただき、舞鶴の魅力を伝えてくださいました。
病院で看護師として経験しているからこそ、子供たちの成長に必要とされている社会資源や培われた看護師の感性、そしてナイチンゲールの「看護覚え書」に示されているように、「患者を取り巻く生活のすべてを、生命力の消耗を最小にするように、最良の条件を整えることである。」を、田畑先生は、看護の視点での政策提言 看護師の専門性を活かす立場として地方議員としてご活躍の場で示されていると話されています。
これまでの取り組みとして、①医療的ケア児の支援の充実 ②高齢者支援、終の住処で人生の最期を迎えられる体制作り ③女性の活動支援・点の活動を線に と、成果を挙げておられ、現在ではコロナウイルス感染症対策として、看護師の視点が大きく必要とされ議員の活動の中に活かすことができたと述べられたことより、地域を基盤に看護の原点となる考え方でより一層ご活躍されておられることが伺える機会となりました。
議員も「人」を対象として環境を整える職種であり、私たち看護師の対象も「人」であることから、「自信と誇りを持って欲しい」とのメッセージでエールをいただきました。
今回の参加者は、会場17名・リモート38名 計55名の参加をいただき、研修会は無事終えることができました。