会長あいさつ

就任のご挨拶

雨後の緑が目に鮮やかな季節です。会員の皆様には平素から連盟活動へのご支援とご協力を頂いておりますことに、心から感謝申し上げます。

このたび和歌山県看護連盟会長に就任することになりました川村健太です。連盟活動を始めたきっかけは、東日本大震災の翌年福島県で開かれた全国ポリナビワークショップに参加した際、被災時の状況やその時、看護師は病院内でどう働いていたのかを聞きました。自分自身も被災しているにもかかわらず、患者の為に働く看護師の生の声を聴き、胸を熱くしたのを今でも覚えています。私たちの和歌山県でも南海トラフ大地震がいつ来るかわかりません。その時、混乱の中、国からの援助や医療活動ができるように最前線で整備し、指揮できるのは看護連盟と看護師代表の国会議員です。ポリナビワークショップ後すぐに被災地の看護師の状況を和歌山の看護師に伝えたいと思い、福島県から講師として招き、災害の研修をしたことを覚えています。それから10年以上青年部や監事として連盟活動をさせて頂き、また管理者で働いていくうちに、看護の処遇問題や職場環境を整えるサポートがしたいと思うようになっていきました。今回、看護連盟の会長としてご推薦を頂きましたので、若輩者ではございますが、皆様のご意見をしっかりと伺い、一生懸命会長職を全う致したいと思いますので、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

さて、7月には第26回参議院選挙です。COVID-19の猛威により、医療者の働き方まで変わりました。医療ひっ迫や感染対策により、やりたい看護、提供したいケアが出来ないと感じている方も少なくないと思います。

『ピンチはチャンス!』

現在、メディアでも医療看護について取り上げられ、国民の関心も高まっています。今こそ看護職が一丸となって看護の尊さ、看護の未来を伝え、とものうりお候補を国政に送りましょう。看護職の皆様が1日でも早く、いい看護が出来たと笑い合えるように和歌山県看護連盟は『とものう選挙』を駆け抜けます!

和歌山県看護連盟 会長

川村 健太